マニュアル翻訳やカタログDTP印刷なら丸中印刷へ

マニュアル・取扱説明書制作の企画について②(構成の立案)

マニュアル, 翻訳, DTP

マニュアル・取扱説明書の「構成案」を立案する際について考えてみます。

マニュアルの構成には様々なタイプがありますが、一般的には、ユーザーの行動、タイムラインに沿って展開されるのが標準的なものではないかと思います。
製品の購入時から順を追ってユーザーの行動を想定し、構成案を制作します。

● 購入前
一般的には取扱説明書は購入後のユーザーが読む事を想定して制作されるものですが、ホームページでマニュアルのダウンロード等を展開している場合には、購入前のユーザーが製品の情報を求めて、購入前にマニュアル・取扱説明書を閲覧するケースもあるかもしれません。はじめに、製品の特長や新しい機能などが述べられていると、良いPRにもなります。

● 購入直後
1.安全に関する情報、注意事項、警告

これは必須です。別の機会にPR法対策についても述べてみたいと思います。

2.開梱、設置、接続、設定方法
先ず製品を使い始める為に必要な作業、動作について説明します。

● 使用期間(初期)
基本的な操作の方法について説明します。

● 使用期間(応用時期)
中級~上級者向けの説明。高度な機能の操作説明や、すべてのメニュー、コマンドの一覧などが考えられます。

● 故障・廃棄
1.トラブルシューティング(困ったときは)
もしくはFAQ(よくある質問と回答)など。

2.サービス、カスタマーサポートに関する情報
消耗品の購入や、故障時の問い合わせ先の情報など。

3.廃棄に関する情報
製品の種類によって、行政や自治体などで定められている廃棄方法を説明します。

● 付録
1.用語解説
2・索引

など。別の機会に述べますが、ユーザーとマニュアル・取扱説明書をつなぐものとして、非常に有効かつ重要な項目です。

モバイルバージョンを終了