コラムCOLUMN

マニュアル・取扱説明書作成時のライティングについて (3)

  • マニュアル制作(ライティング)
  • 2014.2.21

実際のライティング(執筆)時に、ヒントとなるポイントをいくつか挙げてみます。

(1) 具体的に書
あいまいな表現、あいまいな文章は避けましょう。
「大きい」、「短い」などのように、理解に個人差が生じるような表現は避けるべきです。
具体的、限定的な数値や仕様を明示しましょう。

(2) 一語一義
同一製品のマニュアル・取扱説明書の中では、一つの語句は常に一つの意味を持つようにしましょう。
一つの語句、単語が、章やページによって違う意味を持つようではユーザー(読者)は混乱します。
複数の執筆者によって執筆する際に特に留意すべき点です。

(3) 一つの操作は一つの文に
一つの操作説明は一つの文で完結しましょう。
必然的に文も短く、簡潔になります。
一つの文で複数の操作を連なって説明すべきではありません。