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マニュアル・取扱説明書の翻訳について (2)

多言語

マニュアル・取扱説明書の翻訳について、弊社の所感をコラム形式で述べてみようと思います。

日本の翻訳会社の多くは、日本国内の翻訳者に翻訳を委託している場合が多いように思います。日本国内の翻訳者に委託すると、下記のようなデメリットがあります。

・翻訳者が日本で生活しているので、日本の物価をベースとした高額な料金になる。
・マイナーな言語では、限られた翻訳者しかおらず、翻訳者が足りない場合が発生する。
・言語によっては、限られた翻訳者がどんな分野の翻訳も行ってしまう(分野ごとの専門翻訳者がいない)。
・言語によっては、ネイティブではない翻訳者が翻訳してしまうケースもある(外国語大学を卒業した日本人翻訳者など)。外国人が書いた日本語のような不自然な翻訳文になってしまう危険性もあります。

弊社でも20年ほど前までは、英語訳については、弊社内に日本語が堪能なアメリカ人翻訳者がおり、ネイティブによる翻訳を行っておりましたが、英語以外の言語につきましては、日本国内の翻訳者に委託しており、上記の問題について悩まされていたのですが、その解決方法として、約20年ほど前から英語以外の言語については、世界各国の翻訳者とネットワークを結び、現地で、各分野のプロフェッショナルなネイティブ翻訳者が翻訳を行うやり方に変更し、上記の課題の解決となりました。

 

翻訳を依頼される場合には、どんな翻訳者が、どこで(日本国内で?)翻訳するのか、よくご確認の上、発注するようにしてみてください。

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