中国国家標準GB5296規格については、まだまだ情報が錯綜している状況が続いています。
情報が統制されない原因のひとつに、「規格の判断が企業側に委ねられている」点が挙げられると思いますが、弊社のお客様の中でも、「お客様ごとに判断/対応が違う」点が多々見受けられます。
一例を挙げてみますと、
●電子マニュアル/PDFマニュアルは対象？ 対象外？
「PC等の表示装置（モニター）で拡大表示できるものは対象外」という判断/解釈もあるようですが、従って、電子マニュアル（主にPDFマニュアル）を「対象外」とされるお客様と、それら電子マニュアルも「対象」と判断して規格適合改訂しているお客様といらっしゃいます。
●「消費生活用製品」とは？
規格で対象としている「消費生活用製品」のリストが公表されていないことが原因ですが、「消費生活用製品」を「一般家庭消費用の民生品」と解釈し、「一般家庭用ではない」、「業務用」の電子機器、電気製品を、「対象外」と判断しているお客様と、そういった製品でも規格対応の改訂を行っているお客様もいらっしゃいます。
混沌とした状況を綴ってみただけに過ぎませんが、弊社といたしましても、できるだけ早く正確な情報を収集し、当ブログでも紹介できたらと思っております。