マニュアル・取扱説明書の企画 (4) (「目次案」作成について)
- マニュアル制作(全般・企画)
- 2014.2.7
立案した「構成案」に沿って、「目次案」を作成してみましょう。
「目次案」立案についての、いくつかの注意点について述べてみます。
(1) わかりやすいタイトルにする(具体的に内容を示す)。
多くのユーザー(マニュアルの読者)は、取扱説明書を手に取り、自分が読みたい情報がどのページにあるか探す際に、「まず目次を見る」ことを充分に想定して「目次案」を作成しましょう。
取付手順1
取付手順2
取付手順3
などのような目次・タイトルは避けるべきです。
アンテナの接続のしかた
リモコンの設定方法
のように、具体的な内容を、目次・タイトルで示しましょう。
(2) 目次を階層化する
「章」、「節」、「項」などを用いて、階層化し、目次ページでは、インデントを設定してわかりやすくレイアウトしましょう。
目次を見ただけで、「マニュアルの全体像」、「操作方法の流れ(ワークフロー)」が掴めるように配慮して目次案を作成する事が重要です。
また、ユーザーが探したいページを見つけやすくする為に、マニュアルの表紙に目次を設定するのも有効な手段です。